常勤の看護師に求められる他の資格とは

鹿児島の医療は看護師の教育において全国平均よりも上にあると言われています。それを示す認定・専門看護師の数が多いので、そのように呼ばれいるようです。認定意看護師は、看護師のなかでもエリート、少し気になるのでお伝えしたいと思います。

常勤で働きながら勤務年数が長くなると、認定看護師、専門看護師の資格取得を考える方も多いのではないでしょうか。看護師は働きながら研修を受け、確実にキャリアアップしていける貴重な職場が整備されている環境と言え、強みでもあります。取得出来る体制が整い次第、積極的に認定試験にチャレンジして、自分のキャリアアップに役立つ資格を順次取得していけるように準備しておきましょう。仕事上のやりがいにも変化が出ますし、給与にもしっかり反映されます。段階を踏んで、認定看護師から専門看護師などへ移行していく取得方法もありますね。専門看護師を例に挙げ、2012年12月現在の都道府県別専門看護師登録者数を見てみましょう。

総数 1048名

北海道・東北 66人
関東甲信越 460人
東海北陸 124人
近畿 241人
中国四国 92人
九州沖縄 65人

特に、がん化学療法看護認定看護師数については、九州では鹿児島県がダントツ1位。

出典 日本看護師協会 ホーム―ページより

参照させて頂いたホームページでは、より詳しい都道府県別の実数を参照することが出来ます。2011年の登録者数798名と比較すると、1年の間に250名の増加となっており、年々確実に登録者数を増やしていることになります。それだけ、常勤の看護師が積極的に資格取得に前向きだと考えられるのです。常勤の看護師の資格取得者の増加には、長く勤められる病院が増えて来ていることも挙げられます。資格が活かせ、実用的なものであればあるほど、研修をしっかりと受講した上で、実務経験や履修課程終了後に認定試験を受けようと考えられるのではないでしょうか。認定試験にかかる費用は高額ですが、それを考えても有資格者として病院に勤務することで実働の手助けになり、看護の現場がより動きやすくなるのではないでしょうか。関東甲信越に登録する人数の多さが際立ちますが、これから地方都市でも多くの資格者が求められることでしょう。資格取得後は、給与にもきちんと反映されます。手当には大きな違いがあり、病院ごとに差があることがわかります。

手当ては所属する病院によって大きく差がありますので、どのような場所で活かすのかも考えることなのではないでしょうか。専門看護師、認定看護師の配置がない病院で初めて資格を取得した場合、前例が参考にされますので、現在公表されている金額がそのまま反映されることも考えられます。もし、資格取得後転職を考える場合には、こういった手当の金額も含めて給与形態をきちんと把握する必要があります。活かせる資格ですので、まだ少ない地方の看護師であれば取得を前向きに検討したいですね。

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